竹ヶ花日記

高齢出産を経て松戸で子育てしながら働く母さんの日記です。

酵素風呂に入ってきた

昨晩、定時と同時に職場を足早に去り、地下鉄にぴょんと飛び乗って都内某所の酵素風呂を体験しに行った。

マンションの一室を酵素風呂サロンとして使っているので、ドアを入るとアットホームな雰囲気が漂う。

体を温める効果ありの黒糖生姜ドリンクを飲みながら簡単な問診票を記入後、バスローブに着替える。下着もアクセサリーも全て外す。その後酵素洗顔

この時点で以前、酵素の入った某有名洗顔料で顔が真っ赤に火照ったことを思い出し、かなり控え目な量で顔を洗った。メイクは落ちなかったが、肌におかしな反応は出なかった。

そしてまずリンパマッサージ。 腋の下をかなり強力にゴリゴリと揉みほぐされた。背面と脚のマッサージ。 肩こりがあるので、とマッサージ前にマッサージ担当の女性に伝えたら、肩甲骨の周囲を重点的に揉まれる。ゴリゴリ。

「肩甲骨が埋れています」

となんだか恐ろしげなことをさらっと言われた…

マッサージが終わり、パウダールームに戻ると友人が脱力感溢れる表情で耳かきをしていた(後でわかったのだが酵素風呂で使うおが屑が身体の至るところに入ってしまうのだ)。 友人は、 「施術が終わっても多分メイクをするのは無理だ、汗があとからあとから出てくる」 と言い、さらに、 「ふくらはぎからも汗が…」 と脚をタオルで拭った。

この様子を見て、人一倍汗っかきの自分が酵素風呂でどんなことになるかちょっと怖くなってきたが、番が回ってきたので酵素風呂部屋に入室。

バスローブを脱ぎ、酵素の発酵熱でぽかぽかに温まったおが屑にダイブ、というよりも、そろそろと寝そべる。するとスタッフが2、3人集まってきて、私の全身をおが屑でスッポリと覆ってくれる。腕も脚も胴体も全部。その間に顔には米ぬかパック。 ここまでしてもらって美しくならなかったらヤバい。 パック後には口以外の部分もおが屑で覆われる。 施術中の自分の姿はさぞかし笑えると思う。海辺で誰かの体を砂に覆う遊び(?)を思い出した。 そしてその状態で10分過ごすのだが、

暑い、蒸される

温かくて眠気が…というよりも、気合で暑さを乗り切るといったところか。 初心者が10分以上入浴するのはかなり大変なのでは、と思う。

浴槽から出て、おが屑をブラシで落とす。 血行が悪い箇所の肌におが屑は付着しないということだったが、私は万遍なくおが屑だらけ。汗と暑さで朦朧としながらブラシを使い、それから水シャワーで洗髪と身体の洗浄。 髪はシャンプーとリンスで洗うが、身体は酵素風呂で十分に老廃物が除去されているので、石けんは使わずに水で流す。 どういうことか日々パソコンで酷使している右腕が重くて重くて、なんだかだるかった。でも頑張っておが屑を洗い流した。

シャワールームを出て、しばし呆然としてから髪を乾かし、着替えて終了。

初めての酵素風呂体験は大体このような具合だった。