竹ヶ花日記

高齢出産を経て松戸で子育てしながら働く母さんの日記です。

語根に着目した英和辞書「ハイパー英語辞書」

私が愛用しているweblio英和和英辞典は様々な辞書をリゾースとしているのですが、その中に

ハイパー英語辞書

という辞書があります。

辞書に関する説明には、

「英単語学習のために英単語を印欧語根(Indo-European Roots)で分類した辞書です。」

とあり、語根に着目したところに特色があるようです。会津大学筑波大学によって提供されています。

語根の定義につき、日本語版と英語版のウィキを参照しましたが、英語版で言語学の専門用語が怒涛のように押し寄せ、命からがらおぼろげに理解したことは、

語根は意味を表す最小単位

という点です。

ではこれを翻訳にどう利用するかということなのですが、医薬翻訳で出会う医学用語の記憶に役立てようと考えました。

例えば、"bronchiectasis"(気管支拡張症)という単語がありますが、これをハイパー英語辞書で引くと、

bronchiectasis

と表示されます。ここで着目するのは、「気管支拡張症」という定義はもちろんのこと、「-asis ・・・に似た状態・特徴」という語根の意味です。このように語根の表すところを覚えていくところで、知らない単語に出会った時にそれが持つ意味とか、文章の中での役割(品詞としての分類)を把握できるようにしようというのが、今私がやっている試みの一つです。